事業内容

経営コンサルタント事業

私たちは企業の成長や再生に伴い、企業に携わる人々の幸福を追求しています。
幸福は人によって形は違い、経済的な豊かさであったり、やりがいであったり、生き様であったり、夢の追及、希望をもつことなど様々です。
私たちは、そんな幸福の形を企業の中に生み出すことをミッションとしています。

特殊繊維研究開発事業

問題点の可視化と解決をします

どんな企業でも、何かしらの悩みを抱えていることが多く、まずはその本質やその問題点がどこにあるのかを見つけることが重要です。

会社経営において、目先のことに振り回されたり、都度起こる問題への取り組みばかりで、本質的な部分に目を向けられていない、あるいは注力出来ていないという場合はよくあります。

「時間が足りない」「経営に集中できない」「何から手を付けていいか分からない」など、企業様ごとに悩みは様々で、これらを問題点として私たちは相談を受けることが多いのですが、必ずしもその問題が、現状を生みだしている起源とは限りません。

意外にも、自分自身のことが見えづらい「灯台下暗し」ということが多く、その問題点を可視化しなければ、いつまでたっても状況は脱却出来ないものです。

本質的な問題点は何か、今後を見据えて解決すべき問題点は何か、目先の問題点は何か、それぞれしっかりと可視化し、その問題の解決を何時迄に、どのようにして解決し、どうしていくのかを見つけて実行することが重要になってきます。

私たちはそんな本質的な問題点の可視化と具体的な解決を実施します。

具体的なゴールの可視化と設置をします

将来どうなっていきたいのか?そのゴールについて私たちがお客様からお話を聞く中でよく目にすることですが、ゴールに対して具体性がなかったり、長期的なものだけだったり、逆に目先のものだけだったり、なんとなく売り上げの数字を掲げるだけだったり、なんとなくこうじゃないかと思ったことを設定している、そういう状況を多く見かけます。
まずは向かうべき方向がどこなのか、その方向性を固めながらゴールを決めていきます。

また、そもそもゴールというものがどういうものであるべきなのか、設定の仕方やポイントがどうあるべきなのか、多くの経営者様や社員様も気が付いていないことをよく見受けます。
向かうべき方向はゴールではなく、ゴールは向かうべき道筋に置かれたポイントです。そして、その道筋が1本化されている必要はなく、むしろ束ねられた複数の道であるべきことに気が付いて頂きたいです。

私たちは、お客様が向かっていく方向をサポートし、そこに行く為のゴールの設定とそれに向けた歩みを支援します。

『授人以魚 不如授人以漁』の考えに基づいて支援します

老子の格言で、 『授人以魚 不如授人以漁』という言葉があります。
「飢えている人がいるときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか。」 という意味で 「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」という考え方です。

単純に目先の問題点の解決をしたり、あるいは事業の売り上げを伸ばしても、本質が変わらない限り一時的な取り組みにしかならず、それでは今後の経営において本来もつべき力を得たとは言えません。

お客様から多く頂く声であり、私たちが求める事業の在り方としても、ご支援をさせて頂いた企業様の継続可能な事業の確立や事業の成長化というものを望んでいます。
目先の問題や今後の不安を取り除きながら、その免疫力と解決能力を身に着け、さらには会社や組織が成長するDNAを作り上げることが必要です。

私たちは、『授人以魚 不如授人以漁』を心掛け、お客様に寄り添った形で支援をしていきます。

多くの企業から得た「成功」「失敗」「苦労」「経験」から得たものを共有します

私たちは、多くの企業に携われたからこそ得られた経験があります。各企業様が持つ問題に取り組み、解決し、各企業様がこれまで経験した成功も失敗もよく知っています。

だからこそ、その経験が生きた教科書として皆さんのお役に立てられる材料になります。業種はそれぞれ違えどもそれは必ず役に立つものです。
私たちに来る相談には事業の成長や継続についてのものだけではなく、助けて欲しい」「どうしたらいいか分からない」というものも多くありました。中には「もう会社を倒産させた方がいいだろうか」「会社に将来性が見いだせない」「トラブル続きで首が回らない」といった相談が来ることもあり、その解決へ一緒に歩んだことも少なくありません。

そういった経験は私たちにとってとても強い武器として今でも生き続け、また成長し続けています。
私たちはこの武器をもとにお客様のサポートしながら、皆さん自身の武器ともなるように取り組みます。

取り組みプロジェクト/事例

※お客様の個人情報保護に伴い、会社の具体名は伏せております
サービス業(塾のフランチャイズ経営)への取り組み
【問題点のあぶり出しから収入UPと事業継続化を実現】

フランチャイズで40教室経営する企業様より頂いたご相談は「安定した事業にしたい」ということでした。

まずは問題点を確認

相談時に会社が抱えている心配事は、人材不足、生徒数が伸びないこと、先が読めない年度ごとの対応、
売り上げが伸びないなど沢山ありましたが、どれも問題の本質的な部分に触れられていませんでした。

元々、塾を必要とする人はどんな人がいて、何を求めているのか?
自分たちはそれにそったことが出来ているのかどうか?
会社の組織が求められていることをどこまで理解できているのか?
しっかりとした整頓が出来ておらず、まずは問題点をしっかり引き出してそれに対する取り組みを行いました。

案外気が付いていない問題点を認識

塾に来るお客様は「生徒」「保護者」「受験校」です。
それぞれが求めることは違っていますが、点と点をむずびつけることが出来ます。
それぞれが求める道に繋げることが、最も各教室の強化につながるものであると確信し、取り組みを実施しました。
意外なことは、お客様の中に「受験校」が含まれておらず、
そこへの手厚いフォローや連携、協力が出来ていない教室が殆どでした。

また、保護者が求めることと、生徒が求めることは少し違います。
求めていることが単純に成績を上げることではありませんし、
成績を上げるのは、目的を遂行するための手段でしかありません。
企業でもそうですが、手段そのものを目標にしても意味がありません。
重要なのは求められていることは何か、そこをしっかりとした目的地にしながら、
最適な手段を用意し、それを自分達の強みにすることです。

本件では、本質的な部分をしっかりと見出して、大本となる問題点、
それに紐づいた問題点をハッキリとさせながら、全ての問題解決を実施しました。

結果

顧客の満足度UPが各教室の生徒数が向上させ、また通う授業数の増加へと繋げて収益が倍増。
中高大それぞれの受験対象校との繋がりを強化することで生徒の出口戦略を実現(推薦枠の取得)。
結果、生徒の集客率UPと進学後の生徒の継続的通塾や受験対応の方法が変わり、
毎年一定数安定した生徒の確保を可能にしました。
人員不足は、収益増を元に報酬の変更や不安定な塾経営から安定した塾経営にすることで
現場のストレスを軽減し、継続的な人材の確保と、新たな人材募集を可能にしました。

メーカー(製品の開発、製造販売)への取り組み
【赤字経営から黒字化経営に成功】

新製品の開発とその製品の製造販売をしている企業様よりあった相談は「赤字の脱却と黒字化にしたい」でした。

何の取り組みを磨くのか、まずは確認

①製品の開発から販売までの足が長く、利益を出すまでに時間がかかること。
②販売して利益を上げる方法の確保の課題。
③在庫の管理と物流に伴う課題。

製品を作るメーカーでよく悩まれ、相談されることの多くがこの三点です。
すべてにおいて取り組まなければならないパターンから、
部分切り離すパターンと取り組んでいけるものが企業様によって変わります。

今回相談を受けたパターンでは、開発する能力は高く、人材も開発をするメンバーで固まっている一方、
販売を得意とする営業や在庫を管理したり顧客への配送といった物流が弱く、
そこに対して戦略的に動ける人材がいないという状況でした。

長所と短所を切り分けて、再スタートを実施

長所となる部分と短所となる部分を一緒に行っていたことで、事業が思うように進んでいないというのが
根源にあったことから、得意分野のみに特化出来るよう、得意分野以外を切り離して外部と協業することで
長所にのみ注力出来る組織に変更しました。
資金面については、しっかりとした売り上げによる収益が入るまでの間、追加融資を得る形で解決し、
また、在庫管理や物流、営業にかかっていた費用を協業先へ委託する形に切り替えて支出を極力カット。
お金の使い方についても見直しをし、予算の組み方から使い方まで切り替えました。

結果

収入と支出のバランスをこれまでの取り組みから変えることに成功し、
経営者と従業員が本来求めていたメーカーの姿になりました。
また、外部との協業が営業力UPや顧客のニーズを聞く機会へと切り替わり、売上に反映され収益が増加。
赤字状態だった経営体制が8か月で損益分岐点の切替をし、
12カ月で黒字化の成功、現在も継続的に収益を伸ばす企業へと成長する形になりました。

新規事業、新会社の設立支援
【新規ビジネスの構想を具体化し、設立から黒字で成長し続ける企業の設立を実施】

新サービスを元に、事業化を実現したいという相談により新会社設立とその支援を実施。

何をしたいと思っているのか確認

新規事業及び新会社設立において必要なことは、創業メンバーがどこに向かって走っていきたいのか、そこを明確にした上で、実現させるためのマイルストーン作り、組織作り、マーケティングを実施。

地図の作成とマイルストーンの設置

創業メンバーが全員、新会社設立や新事業スタートは初めてであったことから、向かう方向性を元に、まずはしっかりとした利益を得るまでの道のりを明確化し、その取り組みを支援。
途中経過時に起こる出来事についてもサポートを実施してクリアにしつつ、修正が必要なものについては手を加え、前に進みながら、設立当初に見え切っていなかった視野を広げることで、自分たちがいる位置と今後起こる出来事や今後向かう方向の地図作りを実行。

また、創業メンバーが持つスキルと得意分野、苦手分野を明確にした上で、自分達で出来ることと出来ないことの切り分けを実施し、出来ない分野を外部へ依頼し、活用することでスキル不足を補填。
これにより、自分たちの立ち位置や自分たちが進むスピードをより明確に把握することに繋げ、その基盤を元に、短期、中短期、中長期、長期のマイルストーンを作成。
マイルストーンにそった動きをしながら、途中の道のりにおいて支援を実施しました。

結果

会社設立時より大きな躓きがなく、順調に成長する企業になりました。現在も必要なお手伝いと悩んだ時の相談を受けながら、経営支援を継続中です。

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